ロングセラー2006年06月23日 12:09


 ファミリアのガラガラです。こども服のファミリアといえば、質の良いクラシックなスタイルを守り続けるブランドというイメージが浮かびますが、このガラガラも昔から変わらず販売されているようです。細かい細工の動物が球の中でくるくるまわり、中の小さな玉が揺れてカチャカチャ音をたてるだけの、まさにクラシックなガラガラです。
 持ち手の細さと全体の軽さが、まだほんの小さな赤ちゃんにぴったりなのでしょう、自分で持った物を振り回して頭に当てなくなった頃から、歯が生え始める頃まで、わが家では3人のこどもが皆大好きでした。平べったい歯がためもさんざん噛まれて小さな歯形がいっぱいです。
ちょっとした読み物仕立て・ファミリア誕生物語

気を引くタイプ?2006年06月15日 09:34


 これはガラガラというよりはアクティビティトイかも知れません。ガラガラのコレクションを広げていたとき、次男が見て、一番良く覚えていると言っていたものです。たしかにこのおもちゃを渡すと長い間集中して遊びました。
 ベビーラックの上でこの星形の本体のでっぱったつぶつぶを、眉間にしわを寄せながらむずかしい顔をして、小さな指で調べるように触り、時々まん中の顔にかぶりついたり、ボールを手でバンバンたたき、カラカラ回すという遊び方でした。
 次男が一番良く覚えていると言ったのはうなずけますが、ちょっとショックです。なぜって、私はこのどぎつい蛍光オレンジとまん中のクルクル回る顔の表情、全体のグイグイでしゃばった感じが嫌いだったのです。製造が数々の名作おもちゃを世に送りだしたFisher Priceだという事実を、裏の刻印を見て今、初めて知り驚いています。

たなごころ2006年06月06日 11:18


 もう20年以上前になりますが、コンビという会社のベビー用品をデザインする事務所で仕事をしていました。そのころコンビではイギリスのKIDDICRAFTというメーカーのベビー用玩具を販売していました。その中でも特に目を引いたのがこのガラガラです。
 はっきりした色ときのこの傘を思わせる形、そして、何より「たなごころ(手のひら)」を刺激するふくらみがとても魅力的で、結婚も考えていなかった頃ですがこどもが産まれたら使わせてみたいと購入しました。
 これでさんざん遊んで大きくなったこども達はこのガラガラの記憶が強く、今見ると「あぁ、握りたいけど手が入らないぃ」と悔しがっています。
KIDDICRAFTに関する記事

ガラガラ収集癖2006年06月04日 21:40


 掃除の合間にかご一杯のガラガラを出してみました。実際に3人のこども達が使ったものもあれば、私がガラガラを集めていると聞いて、友達がお子さんの使ったものを譲ってくれたものもあります。今でもおもちゃ屋さんに行くとガラガラ売り場は必ずチェックするのですが買うことはまれです。
 今日、私がガラガラコレクションを出しているのを見ていた中1の息子が、「あっ!これ覚えてる。」「これはここが飛びだすのが気になっていたんだよね。」「あれ?こんな顔だったっけ・・・」などと赤ちゃんだったときの記憶をひも解きながら手にとって遊んでいました。
 ガラガラについては書きたいことがいろいろあるので、これからじっくり紹介して行こうと思います。